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2008.02.16

2008/02/16 少年ホームランズ16/少年ホームランズ

徳島の生んだ育てたロックスター、サエキけんぞう氏が1970年代に率いていた少年ホームランズのアルバムがボーナストラックを加えて2008/02/16に再発されます。タイトルは「少年ホームランズ16」(SOLID/CDSOL-1214)。

[ 少年ホームランズ16 ]


=> 少年ホームランズ16/少年ホームランズ[amazon.co.jp]
=> 少年ホームランズ / 少年ホームランズ16[DISK UNION]
先着で『サエキ氏所蔵の未発表ライブ音源収録CDR』がもらえるそうですよ。その他、パール兄弟リイシュー同時購入特典もあり。
=> 少年ホームランズ 16<紙ジャケット仕様盤>[@TOWER.JP]
=> 少年ホームランズ16[HMV]

サエキ氏の高校文化祭バンドに起源を持つというこのバンド、このCDのオリジナルは1979年に録音された十曲入りアルバム。その後メンバーはそのままでハルメンズに移行していきます。なので、そのままハルメンズのレパートリーなった曲満載です。1988年にSolidから「少年ホームランズ12」としてCD化されていますが、さらに未発表音源を加えてのリリースです。ジャケットは変わらず太田蛍一氏です。

=> 少年ホームランズ紙ジャケ、ボーナストラック一挙4曲発掘[サエキけんぞうブログ]
=> 2/16発売【特典あり】少年ホームランズ紙ジャケ&2/27発売パール兄弟オリジナル・アルバム7タイトルが紙ジャケでリリース![disk union]
=> 一球入魂 1987 大田蛍一[OOTA KEIICHI]
「少年ホームランズ」ジャケット原画。

[ 収録曲 ]

1.焼きソバ老人
→「ハルメンズの20世紀」にも収録、その後、パール兄弟でも演奏されています。
2.俺はペーペー
1979発売のシングル曲ですがそれとは別テイク。
3.私ヤヨ
→「ハルメンズの近代体操」にも収録
4.ブンチャカ文化人
5.スウィートスウィート70'S
名曲、上野耕路作曲。後にサエキ氏の自叙伝は「さよなら!セブンティーズ」(2007)と名づけられます。
6.昆虫軍
→「ハルメンズの近代体操」にも「昆虫」として収録、戸川純は「昆虫軍」としてカバー。
7.ファンキーばあさん
「焼ソバ老人」のアンサーソングだそうです。
8.ジャングル都市
→「ハルメンズの20世紀」にも収録
9.ふにゃふにゃサイボーグ
→「ハルメンズの20世紀」にも収録
10.メロウ野郎 in 津田沼 PARCO
サエキ氏の作詞処女作だそうです。
11.アンドロイドな女(ボーナストラック)
→「ハルメンズの近代体操」にも収録
12.電車でGO(ボーナストラック)
→「ハルメンズの近代体操」にも収録、戸川純がカバー。
13.俺はペーペー(ボーナストラック/初CD化)
14.焼ソバ老人(ボーナストラック/初CD化)
15.私イヤ!(「私ヤヨ!」プロトタイプ/ボーナストラック/初CD化)
16.ブンチャカ文化人(ボーナストラック/初CD化)

[ 湾岸の情景/サエキけんぞう ]

以下は、たしかアナログで再発された「少年ホームランズ」にサエキけんぞう氏が寄せていた一文です。おれの持っているCDには、昔アルバムを借りたときに、以下の一文を鉛筆で書きうつした紙が挟まっています。

 キーボードの上野(耕路)君の住んでいた団地の近くに「こじま丸」という船がある。この船は海岸公民館になっており、団地に囲まれ、とつぜんプールに浮いているのである。  僕が小学校の頃(18年前)こじま丸は稲毛の海岸にイカリをおろすようにしてつながれていた。 それが埋め立てとともに、どんどん団地がまわりにできて、今では遠く内陸にとりのこされたかのように、きゅうくつに身のまわりに残した海水プールの上にうかんでいるのである。  そういえば18年前の稲毛海岸では、親子3人が海水浴をしていたのを目撃した。ひょっとするとあれが千葉市海岸の最後の海水浴客だったのかもしれない。  現在、稲毛海岸は埋立てが何kmもすすんで、広大な公団住宅地になり、最終的には人口砂浜として再生した。もちろん泳げるような代物ではない。両側2kmも歩けばすぐに巨大な工業団地なのである。  しかし、この人口海岸にはゴルフ場のように広大な公園も作られた。フリスビーやローラースケートのにあいそうなさわやかな海浜公園である。ジョッギングのお兄さんもいる。  煙にかすむ工業、西海岸のような公園、そして東京湾。団地の子供達は今のことろ沈黙している。  そんな稲毛の高須団地でつくられた曲のいくつかが、このLPにはおさめられている。人工的な住宅群の中でメロディは奏でられた。ノスタルジアを切り裂くために。  歌の中にあらわれた色とりどりのサイボーク少年たちは、工業地帯から美しい海浜公園へとふきぬける風の中を、笑いながら消えていったのである。
'87.3月

少年ホームランズ、そしてハルメンズが見てきた景色、背景というものが描写されているように思います。「ノスタルジアを切り裂くために」というライン、この二つのバンドから聞こえてきたのは、確かにそのような音楽でした。

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